消費者庁はゼロリスク表示の規制に取り組んでおり、3月末に無添加表示のガイドラインを策定した。
すなわち、どの添加物を使用していないかが不明確な「無添加」表示や、普通添加物を使わない食品の「不使用」表示を禁止するものである。
このような表示は食品を選択する場合大切なものではあるが、法規制の細かい記載ルールは大括り表示（例えば、輸入又は国産）などの例外規定が少なくない。
このよう状況下、一番大切なポイントは、毒性は摂取量で決まる点と、リスクの大きさを全体感をもって判断することである。フェイクニュースに惑わされない、遺伝子組み換え食品やステロイドなどに対する見る目を養うヘルスリテラシーは今後ますます重要になってくるであろう。
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