精密医療とも訳されるプレシジョン メディスン、まだまだ市民権を得た言葉には昇華していないが、近い将来このコンセプトは一般化されると期待されている。
バイデン大統領が3月に行った一般教書演説の中でも、がんのプレシジョン メディスンをさらに加速すると言及されている。
これまで正常細胞にも作用のある抗がん薬が主流であったが、がんの遺伝子を解析する事によりその人の免疫力を使い、がんを治療するというコンセプトだ。
コロナワクチン開発の基本原理は、このがん治療戦略が応用されており、本来のがん治療への利用が大いに期待される。
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